文房具特許の世界

文房具が好きで、特許を手掛かりにその背景を妄想することによって文房具をもっともっと好きになるために、ブログはじめました。といっても、文房具特許についてはド素人で、皆さんと一緒に少しずつ学んでいければと思っています。文房具カフェ会員No.01845 連絡先:bunseka.akiran@マークgmail.com

Item 12: ジブン手帳(コクヨ)

憧れのジブン手帳。ライフログを細かく書く自信のない私はなかなかジブン手帳デビュー出来ないのですが、僭越ながら取り上げたいと思います。ジブン手帳関連の記事は多数あるのですが、やはり手帳評論家 舘神氏の記事が秀逸。引用して、歴史を確認していきたいと思います。

 

2010年末、かつてTV番組「テレビチャンピオン」で、高畑氏と文具王の座を競った“準文具王”でもある博報堂のCMプランナー佐久間英彰氏が製作したジブン手帳がリリースされた。その特徴は、

・カバーに複数冊の冊子を入れたモジュール型手帳
・自分や家族の人生を記録する「LIFE」、24時間刻みで予定を書き込める「DIARY」、フリーのメモ帳「IDEA」の3分冊で構成、透明カバーにゴムバンド付き定規を付属

2011年、コクヨが、キャンパスノート・リニューアルのプロモーションを依頼した博報堂の担当が佐久間氏。そこでジブン手帳を知り、「ジブン手帳も、1年のスケジュールをただ管理するダイアリーではなく、自分の人生の記録を書きつづるライフログダイアリー。コクヨの事業の方向性にぴったりだと感じた」コクヨは、テストマーケティングをかねて、2011年11月からジブン手帳の2012年版を販売。この反響が非常によいものだったことが製品化の要因の1つだったとのこと。

ジブン手帳誕生にはこんなドラマがあったんですね。知りませんでした。

2010年末の発売、制作は佐久間英彰氏、出願人としてはコクヨ博報堂あたりでしょうか。この辺りを手掛かりに、調査を進めようかと思っています。