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文房具特許の世界

文房具が好きで、特許を手掛かりにその背景を妄想することによって文房具をもっともっと好きになるために、ブログはじめました。といっても、文房具特許についてはド素人で、皆さんと一緒に少しずつ学んでいければと思っています。文房具カフェ会員No.01845 連絡先:bunseka.akiran@マークgmail.com

Item 29: コンパクトパンチ: 特許を探してみた

早速、J-PlatPatを利用して、出願人=リヒトラブ、発明者=田中 and 莞二 というキーワードで特許・実用新案を検索してみたところ、ヒット件数はなんと218件。パンチ、綴じ具、ケース、ノート、ファイルなど、あらゆる文具に亘り発明されているアイデアマンのようです。ただ、残念ながら、コンパクトパンチらしきシルエットを見つけることができませんでした。おそらく、まだ出願が公開されていないだけではないかと予想されます。

 

イデアマンの田中莞二さんをもう少し掘り下げていくため、ここで、リヒトラブさんの会社沿革をまとめておきます。

沿革 - 会社情報・IR|株式会社リヒトラブ

 

(以下敬称略)

1938年 創業者の田中経人が「田中経人商会」を設立

1948年 リヒト産業株式会社を設立

1968年 株式会社リヒト商事を設立

1982年 田中経人は会長、田中経久が社長に、田中莞二が副社長に就任

1991年 株式会社LIHIT LAB.(株式会社リヒトラブ)に社名を変更

1995年 株式会社リヒト商事をアイ.ダブリュー.ガティ株式会社に社名変更

2004年 田中莞二副社長は相談役に

2007年 アイ.ダブリュー.ガティ株式会社(当時の社長が田中莞二)を吸収合併

2012年 田中経久が会長に、田中宏和が社長に就任

 

ここで、田中莞二さんによる出願状況をもう少し詳しくみていきます。J-PlatPatには古い出願が蓄積されていないので、1991年出願から、田中莞二さんの特許・実用新案の件数推移を追ってみました。縦軸が出願件数、横軸が出願年度です。

 

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驚きなのは、2004年までは副社長だったにも関わらず、発明者として出願を重ねているところです。さらに、アイ.ダブリュー.ガティ株式会社が吸収合併された2007年以降は毎年コンスタントに約10件の出願を継続しています。アイデアマンとしての熱量を感じますね。

 

今回のコンパクトパンチも、田中莞二さんが、10年ほど前に、机上でもスペースを取らない折り畳み式のパンチとして作製したものがベースとのこと。リヒトラブさんのこれまでの発展は、田中莞二さんのような、根っからのエンジニアによる技術の蓄積が支えているんでしょうね。

 

残念ながら今回の調査ではコンパクトパンチの特許を特定することはできませんでしたが、田中莞二さんに出会えたことは大きな収穫でした。これからも、田中莞二さんのアイデアから目が離せません♪

 

 

 

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