文房具特許の世界

文房具が好きで、特許を手掛かりにその背景を妄想することによって文房具をもっともっと好きになるために、ブログはじめました。といっても、文房具特許についてはド素人で、皆さんと一緒に少しずつ学んでいければと思っています。文房具カフェ会員No.01845 連絡先:bunseka.akiran@マークgmail.com

Item 65: ミリケシ(コクヨ)

小学生の息子曰く、最近、クラスではオモシロ文具が流行っているとのこと。「ネオクリッツ」、「SMART FIT ACTACT スタンドペンケース」、「ペンサム」など、大人でも文房具通でないと持っていないようなアイテムが教室には並んでいるようなのです。驚きですよね。

 

そんな中、息子がチョイスした消しゴムがこちらの「ミリケシ」。

 

我が息子ながら、なかなかのよいセンスをしている笑。という訳で、今回は、「ミリケシ」を掘り下げていこうと思っています。

 

2010/04/28にプレスリリースにて発表され、2010/5/13に発売されたようです。

5つの消し幅をもつ「消しゴム<ミリケシ>」を発売|プレスリリース|コクヨ

 

プレスリリースによると、コクヨさんが消しゴムユーザーに対して行った調査(2009年WEB調査)の結果得られた、「ノートの上の行や下の行を消すことなく、狙った1行だけを消したい」、「消す幅に合わせて消しゴムを使い分けたい」というニーズを受け、5種類の幅(6mm、5mm、4mm、3mm、カド)の放射状に並んだ突起で、ノートの罫線の幅に合わせて一行だけを狙って消すことができる「ミリケシ」の発売に至ったようです。

 

また、ヴィジュアルデザイナー馬場雄二氏によるデザインを採用したとのこと。

 

「ミリケシ」の公式ホームページはこちら▼

www.kokuyo-st.co.jp

 

なんと、2010年度のグッドデザイン賞も受賞されていますね。

www.g-mark.org

 

こちらが馬場さんの公式ホームページ。文房具のデザイナーというより、漢字パズル等の玩具の開発がご専門の様ですね。

馬場雄二のデザイン

 

・2010/4/28にプレスリリースにて発表

・馬場雄二氏考案

・消す幅に合わせて使い分けられる

 

等の情報を頼りに、調査を進めていこうと思っています。