文房具特許の世界

文房具が好きで、特許を手掛かりにその背景を妄想することによって文房具をもっともっと好きになるために、ブログはじめました。といっても、文房具特許についてはド素人で、皆さんと一緒に少しずつ学んでいければと思っています。文房具カフェ会員No.01845 連絡先:bunseka.akiran@マークgmail.com

こだわりの私のノートシステムをご紹介します

自身の頭の整理のために、私のノートシステムをご紹介します。

少し前までは、B5スリムノートを横にして、マインドマップなど描いて、5年ほどライフログを記述していたのですが、単なるライフログだけでなく、思考する場と、アイデアのアウトプットの場を作りたく、7月から少しシステムを変更。ノートは大人のキャンパスA5ノート方眼タイプ、フォーマットは以下のような感じです。4象限に分かれていて、それぞれ参考にした文献があります。

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①情報は1冊のノートにまとめなさい:奥野 宣之

ここは機械的に記入できるライフログエリア。方式は、奥野氏が進める略語を利用して記入しています。どうしても体調ケアは忘れがちなので、私にとっては必要なエリアだと思っています。

 

②あなたを天才にするスマートノート : 岡田 斗司夫

こちらもライフログエリア。岡田氏が薦める5行日記です。ポイントは5つのやったことを記入することだけでなく、それを5段階で評価すること。そして、1や5の極端に低い得点や高い得点はあまり付けないところが肝。3がベースで、いまいちだったときには2、頑張ったな、という項目には4をつけるようにしています。今まで1や5は登場したことがありません。これを毎日やっていると、2をいつもつけてしまうような行動が気になって、3以上になるように無意識で行動しています。ぜひ皆様も試してみてください。

 

経営学 日本企業の将来予測 : 西田耕三

このエリアは、思考するための場。尊敬する名古屋市立大学の西田耕三名誉教授が提唱する、ステップ・シンキングを行っています。僭越ではありますが、教授の説明文を引用します。「それは,表(おもて)だけを使った紙の裏側のトップに,まず何か問題とか課題とかを書く.そしてつぎに,それらと関連のありそうな,しかも問題や課題への答えとか,解決策に一歩近づけそうなことを考え出す.そしてそれらを思いついたら,問題などから矢印を引いて,その先にそれを書く,という作業を繰り返すのである.この方法で,けっこう新しい良いアイデアが出てきた.そこでこれを「ステップ・シンキング」,略称 ST と呼んで,学部のゼミや大学院で教え始めた.」

これが実にワークします。ぜひ試してみてください。

 

④一日十五分 アイデアマラソン発想法:樋口健夫

このエリアはアイデアのアウトプットの場。上述のステップ・シンキングによって思い付いたことをアイデアとして、箇条書きにしていきます。アイデアマラソンの樋口氏に倣い、アイデアには連番を振っています。例示の7615というのは私の実際の連番数字です。7615個のアイデアをノートに記述してきたという事実は、自信に変わるものだと思いますのでお薦めです。

 

以上が、私の現在のノートシステムです。ライフログ、思考の場、アウトプットの場からなる構造は、結構気に入っています。また、最近では、思考の場として、アウトライナー「WorkFlowy」というデジタルツールも利用しているので、今後は、このノートシステムとアウトライナーをうまく融合したいと考えています。

 

以上、私のノートシステムが、皆様のノートシステム構築の一助になることを願っています。