文房具特許の世界

文房具が好きで、特許を手掛かりにその背景を妄想することによって文房具をもっともっと好きになるために、ブログはじめました。といっても、文房具特許についてはド素人で、皆さんと一緒に少しずつ学んでいければと思っています。文房具カフェ会員No.01845 連絡先:bunseka.akiran@マークgmail.com

Item 16: TSUNAGO(中島重久堂)

2016年6月7日に放送されたフジテレビ「クイズやさしいね」の中で、

『鉛筆を永く使える』と評判の鉛筆削り。鉛筆の後ろを削るのですが、これは何をするための鉛筆削りでしょうか?

という問題の回答になっていた「TSUNAGO」 ずーっと気になっていたので取り上げようと思います。ちなみに番組の中の回答は、「短くなった鉛筆をつなぐ ◯やさしさポイント: 切り替えて鉛筆の頭とお尻を削ることによって、短い鉛筆同士を繋ぎあわせることが出来、短い鉛筆を無駄なく使用することが出来る。」

 

「TSUNAGO」についてググッてみたところ、「創業81年。国内シェア8割の老舗小型鉛筆削り器メーカーである中島重久堂(なかじまじゅうきゅうどう)がファンドで集めた資金を活用し、削るだけではない、新しい鉛筆削り器商品の開発、製造に挑戦します。」というお題で、中島重久堂さんが、2014年6月30日よりクラウドファンディングにて資金集めしていたようです。

2015年1月6日 に動画もアップされていますね。

そして、こちら↓のブログによると、2015年1月23日フランスの「メゾン・エ・オブジェ」の展示会でデビューとのこと。

中島重久堂謹製、繋ぐ鉛筆削り器こと『TSUNAGO』まもなく発売か?! | これが我が家の生存戦略(跡地)

発売は、2015年1月26日

そして、2015年9月30日 2015グッドデザイン賞受賞を発表

 http://seizonsenryaku.net/wp-content/uploads/2015/11/tsunago_01.png

こちらの記事↓には開発秘話も掲載されていました。

http://tokyu-hands-monoken.tumblr.com/post/141656318490/鉛筆をつなげて世界とつながる

クラウドファンディングのためにコンセプトを公開した2014年6月30日、グッドデザイン賞の記事に掲載されている、プロデューサー、ディレクター中島 潤也社長、ホリエインダストリアルデザインの堀江 義之氏あたりを手掛かりに、調査を進めていこうと思います。