Item 28: ケシポン(プラス)
2016年8月21日 (日)に放送された「林先生が驚く初耳学」にて、ポン!とスタンプするだけでカンタンに個人情報を隠蔽できるスタンプ、ご存知、「ケシポン」の秘密が紹介されていました。
林先生によると、ケシポンで文字が見えなくなる理由は、塗りつぶしや模様ではなくアルファベットの羅列を印刷することで、人間の脳が無意識に意味のある言葉を探してしまう性質を応用しているとのこと。そうだったのか~!!! ということで、「ケシポン」を掘り下げて行こうと思います。
こちらのプラス株式会社の公式ホームページには、ケシポンの誕生ストーリーが詳しく掲載されています。
試作段階では「+」「-」を組み合わせた印面パターンだったのですが、文字が隠しきれず、100種類以上の試作を重ねた結果、ついに、”文字で文字を隠す”という発想に至ったとのこと。何だかワクワクしますね。
ニュースリリースにて2007年11月21日に発表され、2007年12月21日に初代ケシポンが発売されています。
こちら↑の特集記事には、特許についても触れられていますね。
「ケシポンは、独自のアルゴリズム(計算式)によるアルファベットの配列パターンが黒々と印字できるスタンプ。情報部分にポンと押すだけで、印刷文字としてポピュラーなゴシック体、明朝体がまったく判読不能になってしまう。アルファベット配列のアルゴリズムを特許申請中という、意外なスグレものなのだ。」とのこと。
個人情報を隠蔽するためのアルファベット配列アルゴリズムなどを中心に、調査を進めていこうと思います。