文房具特許の世界

文房具が好きで、特許を手掛かりにその背景を妄想することによって文房具をもっともっと好きになるために、ブログはじめました。といっても、文房具特許についてはド素人で、皆さんと一緒に少しずつ学んでいければと思っています。文房具カフェ会員No.01845 連絡先:bunseka.akiran@マークgmail.com

Item 32: ナカプリバイン(中村印刷所)

久しぶりに、丸の内オアゾ丸善で文ぶら(文房具屋さんをぶらぶら)してきました。

 

ちょうどSYSTEMICに挟むA5方眼ノートがなくなったところだったので、次を探していたのですが、噂に聞いていたナカプリバインを発見。手にとって、何気なく開いてみたら、、、噂通りの水平開きに驚愕! ほんとに一枚の方眼用紙みたいになってしまうんですね。一目ぼれしてしまったので、即購入してしまいました笑。

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家に帰って、早速他のノートと開き具合を比較したくなってしまったのでベタですが、すぐさま実験開始笑

こちらがナカプリバイン↓

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そしてこちらが〇社のA5方眼ノート↓ すごーい。全然違う。

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ナカプリバインが有名になったキッカケは、当時、数千冊もの在庫を抱えてしまったときの、中村印刷所の従業員の孫娘によるツイートでした。軽い気持ちで紹介したノートが大反響を呼び、あっという間にリツイートが3万を超えてしまったとのこと。

withnews.jp

 

ナカプリバインの開発ストーリーは書籍にもなっています。

  

 

WIkipediaにも掲載されていますね。その中で特許登録番号も掲載され、請求項1まで図解で説明されています。

ナカプリバイン - Wikipedia

 

ノートには珍しく特許番号がマーキングされています。さすが、技術の中村印刷所さんですね。

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既に、ナカプリバインの特許は明らかになっており、中村印刷所の公式ホームページではその他の特許についても紹介されていますので、今さら「特許を探してみた」でもないのですが、もう少し掘り下げてみようと思います。

会社沿革 | 印刷一筋78年印刷親父・方眼ノートの中村印刷所

ご期待に沿えるかわかりませんが・・・(^^ゞ