文房具特許の世界

文房具が好きで、特許を手掛かりにその背景を妄想することによって文房具をもっともっと好きになるために、ブログはじめました。といっても、文房具特許についてはド素人で、皆さんと一緒に少しずつ学んでいければと思っています。文房具カフェ会員No.01845 連絡先:bunseka.akiran@マークgmail.com

【ネタバレ注意】『君の名は。』の時系列を、自分なりに整理してみた(GIFアニメーション付き)♪

先日、話題の映画『君の名は。』を観てきました。ここから、徐々に内容にも踏み込んでいきますので、ネタバレしてほしくない方は、ご注意ください。

 

あまり予習せずに行ったので、身体の入れ替わりだけでなく、タイムスリップ要素まで入っているとはつゆ知らず。映画の中でもSFが大好物な私は、本当に大、大満足の内容でした。

 

ただ、タイムスリップものは、どうしても一度観ただけでは十分に理解できず、モヤモヤしていたので、結局、「小説 君の名は。」も購入。

 

 

 

まだ十分理解出来ていないかもしれないのですが、自分の理解のために、時系列に図解してみました。

 

こんな風に、理解できないものを、取り敢えず図解してみる、というのも、ハックの一つだと思っています。難解な技術書、特許の明細書に記載されるアルゴリズム等、理解に苦しむときは、ひとまず、登場人物やモノを、二次元上、或いは、時系列上にマッピングして、その間の情報のやりとりを矢印で表現するだけで、頭が整理されて、すんなり理解できることがあります。

 

という訳で、『君の名は。』の図解にチャレンジしてみます。登場人物などはフリー素材で代用しておりますのでご容赦ください。

 

本格的に内容に踏み込みますのでご注意を。

 

彗星の悲劇が起こってしまう世界を、悲劇ワールドと名付けました。

f:id:bunseka_akiran:20160924180135p:plain

3歳の年齢差がある、瀧くんと三葉ちゃんとの間で、入れ替わりがはじまります。入れ替わりは、赤点線矢印で表現しています。

f:id:bunseka_akiran:20160924180150p:plain

週に2、3日、入れ替わりの日々です。

f:id:bunseka_akiran:20160924180206p:plain

奥寺先輩とのデートの日以降は、入れ替わりがなくなります。デートの次の日の3年前にあたるのが、彗星の悲劇が起こってしまう日。

f:id:bunseka_akiran:20160924180222p:plain

瀧くんは、三葉ちゃんの町を探しに、糸守旅行へ。口噛み酒で、再度、入れ替わりに成功。彗星の悲劇がまだ起こっていない世界を奇跡ワールドというパラレルワールドとして設定してみました。そのパラレルワールドである奇跡ワールドの三葉ちゃんに瀧くんの魂が宿ります。三葉ちゃんは、中2の瀧くんに前日振られており短髪に。

f:id:bunseka_akiran:20160924180240p:plain

ここで、トリッキーなのは、山の上のご神体を訪れた瀧くんに宿るのは、彗星の悲劇を体験した後の三葉ちゃん。すなわち、死後の三葉ちゃんの魂が宿っているようなのです。私の勘違いかもしれませんが(^^ゞ

f:id:bunseka_akiran:20160924180548p:plain

そして、クライマックスシーンのカタワレ時。お互いの魂は、元の身体に戻る訳ですが、三葉ちゃんの場合は、悲劇ワールドの魂が、奇跡ワールドの三葉ちゃんに宿ります。すなわち、彗星の悲劇の記憶が残っている魂が宿る訳です。一方、瀧くんの場合は、悲劇ワールドの魂が、奇跡ワールドの瀧くんに宿っているはずですが、彗星の悲劇の記憶はなくなっているようです。基本的には、奇跡ワールドに魂が移行した時点で、悲劇ワールドの記憶は消え失せていく、という設定なのだと思います。

f:id:bunseka_akiran:20160924180725p:plain

そして、奇跡ワールドで社会人になっている二人が、奇跡の再会を遂げます♪

f:id:bunseka_akiran:20160925011457p:plain

最後に、作成した図解をGIFアニメーション化してみました。

f:id:bunseka_akiran:20160925011522g:plain

いかがでしょうか?

 

君の名は。』の内容理解については誤解している部分もあるかと思いますが、

よくわからないものにぶち当たったときには、

 

・対象(登場人物)を二次元にマッピングして相対関係を表現し、

・情報(魂)のやりとりを矢印で表現し、

・それをアニメーション化して遷移を表現する

 

というハックは、頭を整理する上で、意外に汎用的なものではないかと思っています。

是非、ご活用くださいませ。