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文房具特許の世界

文房具が好きで、特許を手掛かりにその背景を妄想することによって文房具をもっともっと好きになるために、ブログはじめました。といっても、文房具特許についてはド素人で、皆さんと一緒に少しずつ学んでいければと思っています。文房具カフェ会員No.01845 連絡先:bunseka.akiran@マークgmail.com

Item 35: クルトガ(三菱鉛筆)

皆さん、お待ちかねだったと思います。「クルトガ」を取り上げたいと思います。

 

文房具屋さん大賞2014のシャーペン賞を受賞されていますね。

文房具屋さん大賞

 

こちらのプレスリリースにて2008年03月18日に発表され、2008年03月21日に発売された模様。発売されてから既に8年も経過しているんですね。数多くの後継がありますので、未だに現役といった印象がありますよね。

『クルトガ』|2008年|プレスリリース|三菱鉛筆株式会社

 

クルトガ」の最大の特徴は何と言っても、筆圧により芯が回転するところですよね。プレスリリースにもその特徴が挙げられています。

■文字を書き続けても、一定の細くて濃い描線が保てる
 筆圧により芯が回転して、芯先を常に円錐形に保つため、ずっと細くて濃い描線を書くことができます。

 

この特徴を実現するために新たに開発されたのが、こちらの「クルトガエンジン」です。「クルトガエンジン」についても具体的な説明がプレスリリースにありましたので引用します。

―自動芯回転機構「クルトガエンジン」とは?―
 シャープペンの芯先に初めて注目して、新開発した機構です。機構内部が3つのギアに分かれており、芯に連結された中ギアが、文字を書くときの筆圧を利用して、上下に運動します。上下のギアと斜めに噛み合うことで、一画書く度に中ギアと芯が少しずつ回転します。一画で約9度回転し、40画で1周します。

 

さらに、これだけのヒット商品ですから、開発秘話も多数見つかりました。その中のひとつを紹介しておきます。

www.nikkeibp.co.jp

こちらのインタビュー記事にて、「クルトガ」の開発に携わった、三菱鉛筆・横浜開発センター課長代理の中山 協さんが、新機構の具体的な構成について解説されていますね。

 

という訳で、プレスリリースが発行された2008年03月18日、新しく開発された自動芯回転機構「クルトガエンジン」、発明者候補として、三菱鉛筆の中山 協さん、あたりをキーワードに、調査を進めていきたいと思っています。

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