子供の「主体性」を育むための家庭教育について考えてみた
「主体性」を育むための家庭教育(^^ゞ
ノーアイデアだったので、いろいろとググってみたところ、ベネッセ教育総合研究所から2014年に発行された情報誌「これからの幼児教育」の、「集団の中で「主体性」を育むために園ができること」という特集記事を見つけましたよ。こちらの記事を参照しながら、子供の「主体性」を育むうえでの現状の課題と、解決策について考えていきたいと思います。
http://berd.benesse.jp/up_images/magazine/koreyou_2014_spring_all.pdf
昨今、子供に対する親の過剰援助によって、子供達が経験不足となり、「主体性」が育ちにくい環境になっていることが、課題のようです。
子供たちの「主体性」を育むための第1のポイントは、
子供が安心する環境作りです。
子供を安心させるためには、とにかく、親や保育者が子供の存在を認めてあげること。
第2のポイントは、
友達を認められるようにすること。
子供達は、安心できる環境の中で、初めて、友達を認められるようになるそうです。友達を見て、「ああなりたい」という憧れの気持ちを持つことが、「主体性」を育む上で大切なことなんだそうです。
最後のポイントは、
オープンクエスチョンで子供の考えを促すこと。
「主体性」を育むうえで、日頃の声掛けが大切なのですが、親がすぐに解決策を教えてしまっては「主体性」は育まれません。
親は、子供達が、自分たちの力で解決できたと思えるように援助しなければなりません。大人に解決してもらったと感じてしまっては、子供達には「主体性」は育まれないとのこと。
難しいですね・・・。
この特集記事を踏まえ、「主体性」を育むための家庭教育の方針をまとめてみました。
①環境を整え、子供を安心させ、自己肯定感を向上させる。
日頃から、よく話を聴き、よく褒めてあげることで、子供に安心感を与え、自己肯定感が向上するように努めています。
②お友達と遊ぶ機会を多く作る。
幼稚園だけでなく、公園や住区センターなど、お友達と遊ぶ機会を多く作ることで、お友達に助けてもらったり、友達と協力して何かを達成するような体験をさせるよう心掛けています。「主体性」に繋がる友達への憧れのような感情を抱く機会も増えると思われます。
③オープンクエスチョンを心掛ける。
子供達には直ぐに答えを教えず、考えることを促すよう、オープンクエスチョンを行うよう心掛けています。
いかがでしょうか。
・子供を安心させる環境作り
・お友達との交流
・オープンクエスチョン
こうして眺めてみると、子供達の「主体性」を育むという行為は、非常に時間が掛かる、短期的に見て非効率な行為なのかもしれません。人工知能によってあらゆる仕事が合理化、効率化されていくと言われていますが、「主体性」を育む親の役割の人工知能化は難しいのではないでしょうか。
あ、少し話がそれてしまいましたが、本日はこの辺りで考察を終えようと思います。